元利均等の恐怖!

「月々の支払が少ない」の罠

お金を借りれば、当然利息がついてきます。
ですから、返済をするときには、元のお金、元金と利息を両方払わないといけません。
ですが、この返済の仕方に、2種類あるのをご存知でしょうか。
ひとつは、「元金均等返済」という方法。
もうひとつは「元利均等返済という方法。
ちょっと難しそうですよね。専門用語です。
でも、こうした言葉に慣れておかないと、クレジット会社や消費者金融にだまされてしまいますよ。

元金均等返済というのは、元の借りたお金を期間で均一に割り振って支払う方法。
この方法だと、最初のうちは利息がたくさん乗っかってくるので、支払いがきついのです。
元利均等返済というのは、元の借りたお金プラス利息を足した合計金額を期間で均一に割り振って支払う方法。
この方法だと、月々の支払が一定なので、一見楽なように見えます。
そして、金融機関はほぼ間違いなく、「元利均等返済」を勧めてきます。

では、この2つの返済方法を図示してみます。

こうやってみると、元金均等返済は最初がキツイというのがよくお分かりでしょう。
この図からは、元利均等返済のほうが圧倒的に有利に見えます。
消費者金融の返済方法の図なんかでも、こんな風に描かれていると思います。
ですが、これは実は「嘘の図」なのです。
本当の、元金均等返済と元利均等返済の毎月の返済額についての図は、こうなります。

そう、この図からもわかるように、元利均等返済は、完済するまでの期間が異常に長くなるのです。
そして、返済を開始してからは延々利息分を返済し続けていて、支払いの合計金額は元利均等のほうが圧倒的に多くなってしまうのです。
つまり、最初に掲示した、元利均等のほうが有利に見える図は、見せかけの罠なのです。
だまされないでくださいね。元金均等と元利均等の両方から選べる時は、必ず「元金均等」を選択して下さい。
金融会社の人は元利均等を強くすすめてくると思いますが、それは、そのほうが彼らが儲かるから。
断固として拒否して下さい。
そして、最初は支払いがきつくても、頑張って返済すれば、短い期間で完済することが出来ます。
くれぐれも、元利均等の見せかけにだまされないでくださいね!